私と音感
私は幼い頃からチェロを習っていました。
そのお陰もあってか、私には音感やリズム感が完全に養われていて、学校の音楽の授業は簡単すぎるくらいでした。
周りは歌を音程どおりに歌うことが難しかったり、音符を理解できずに四苦八苦していましたが、私には、楽譜は日本語を読むことより簡単でした。
当然ながら、音楽の時間では、私は飛び抜けてよくできる生徒であり、誰も私に追いつけなかったのです。
しかし大人になると、音感が大して便利なものではない、と気づくようになりました。
友達とカラオケに行くと、まず私は、キーを変えて歌うことも、友達に歌を聴くこともできません。
原曲の音こそが私には絶対であり、それより音がずれると、気持ち悪くて聴いていられないのです。
また、風邪を引いたりしてちょっと調子が悪いと、どんな音も半音低く感じる時があります。
私の場合、このことが左利きとどう関係があるかまで、特定はできていませんが、強固なまでの音感を持っているという点は、半分は、左利きの影響によるものだと思っています。
しかし、それだけではありません。
何故なら、私の右利きの姉妹も、同等の音楽レベルを持っているからです。
私たち三人の中で、誰が一番音楽に秀でているかを知るのは、正直難しいことですし、一概に、左利きの影響だけではなく、環境のお陰、とも言えると思います。
次は!
言語と私
です!
左利きと脳の役割
左利きになる原因
家族と私の左利き日記
- 父方の家族と私
- 母方の家族と私
- 右利きになろうとした小学生の時
- 右利きとの差に気づいていき…
- 留学時代の出来事
- 叔父の苦悩
- 私の左利き度
- 私の子供は絶対に左利き!?
- 左利きの習性
- やはり左利きは不便
- 右利き社会でのストレス
- 適度に右利き社会に順応
- 何となくちやほやされる・・・
- 左利きサークル!?