私と音感

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私と音感

私は幼い頃からチェロを習っていました。

そのお陰もあってか、私には音感やリズム感が完全に養われていて、学校の音楽の授業は簡単すぎるくらいでした。

周りは歌を音程どおりに歌うことが難しかったり、音符を理解できずに四苦八苦していましたが、私には、楽譜は日本語を読むことより簡単でした。

当然ながら、音楽の時間では、私は飛び抜けてよくできる生徒であり、誰も私に追いつけなかったのです。

しかし大人になると、音感が大して便利なものではない、と気づくようになりました。

友達とカラオケに行くと、まず私は、キーを変えて歌うことも、友達に歌を聴くこともできません。

原曲の音こそが私には絶対であり、それより音がずれると、気持ち悪くて聴いていられないのです。

また、風邪を引いたりしてちょっと調子が悪いと、どんな音も半音低く感じる時があります。

私の場合、このことが左利きとどう関係があるかまで、特定はできていませんが、強固なまでの音感を持っているという点は、半分は、左利きの影響によるものだと思っています。

しかし、それだけではありません。

何故なら、私の右利きの姉妹も、同等の音楽レベルを持っているからです。

私たち三人の中で、誰が一番音楽に秀でているかを知るのは、正直難しいことですし、一概に、左利きの影響だけではなく、環境のお陰、とも言えると思います。

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