右利きになろうとした小学生の時
右利きの人は、一度は左手で字を書く練習したことがあると聞いたことがあります。
左手でモノを書くのを見るのは、確かに個性的ともいえるので、ちょっとカッコよく見える気持ちもわからなくはありません。
私はあまり他人にどう見られているのか、気にしたことはありませんでしたが、小学校で初めて習字を習った時、不便なのかな、と感じました。
ですから、小4の時に、習字を習うことにしたんです。
幸運にも私の習字の腕は伸び、賞をもらうこともありました。
しかし、習字をやればやるほど気づいていくんです。
あまり右利きの練習にはならないな、と。
ふと筆で字を書くのは、鉛筆とは全然違う感覚なので、それが却ってよかったように思いますが、小筆で自分の名前を書く時は、鉛筆やペンを持つのと感覚が似てくるので、そうなると、うまく書けないのです。
ふと筆と細筆は、持つ感覚が全く違うことに気づきました。
私の場合、小筆は全く上達しませんでした。
そして、習字が上達しても、これといって生活が変わるわけでもありませんでした。
夏休みに、ノートに右手で字を書く練習もしてみましたが、3日くらいで腕が疲れ果ててしまい、諦めました。
こういう、右利き矯正のための試練を、ひと昔前の人はみんな耐えていたんだな、と思うと、今でも頭が下がる思いがします。
結局、私は右手を使えるようになることを、完全に諦めることになったのですから。
次は!
右利きとの差に気づいていき…
です!
左利きと脳の役割
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