サウスポー
私たちが左利きの人を呼ぶ時に、よく「サウスポー」という言葉を使います。
この言葉は、英語で「Southpaw」と書くのですが、意味は「South(南)」と「Paw(手)」で「南の手」になります。
これだと何のことだかわからないでしょう。
米野球で、左投手がボールを投げる時の、左の手が南側にあったこと(野球場の設計上、方向が決まっていた)から、サウスポーという呼び方が生まれたそうです。
一見、日本語英語っぽいのですが、英語圏で使われてきた言葉が日本でも定着した、というのが本当のところです。
現在では、この言葉は、左利きの人を指す呼称になっていますが、当然英語では、右利きの人の手が南にあれば、「Southpaw」と言っても間違いにはなりません。
日本語では「左利きの人」を指す呼称がないので、英語の呼び方が普及したものと思われます。
尚、わかりやすい英語表現だと「Left(左)」を意味する言葉から、「レフティ」という言葉で「左利きの人」を意味することも大変よくあります。
或いは、「Left-Hander」という表現もよく使われます。
左利きがマイノリティゆえに、単刀直入に「左利きの人」を指す言葉は多く作られているようです。
右利きの人を、敢えて「Northpaw(北の手)」や「Righty(右手を使う人)」とは呼ばないでしょう。
これらの単語を覚えておくと、どこかで役に立つと思います。
次は!
米国と英国の国家元首
です!
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