母方の家族と私
母方の祖父も、左利きです。
そして、母にはお兄さんが一人だけいますが、そのお兄さん、つまり私の伯父は、左利きです。
更に母も左利きなので、4人家族で食卓を囲むと、祖母以外は全員お箸を左手で持つ、という、鏡の世界のようなことが起きました。
私は今でも、伯父と母と3人で、左手で食事をする光景を撮った写真を持っています。
こうして見てみると、私まで変な動きをしているように見えてきます。
伯父のことは覚えていませんが、母は、完全な左利きでもなく、右で何かをしろと言われたら、何となくできることもあるようです。
字を右手に矯正されてからは、字は右のほうが書きやすいといいます。
但し、絵や図形、地図を描くときは、左手のほうがいいのだそうです。
面白いことに、誰かに地図で場所を説明するとき、母は右手で字を書きながら左手で地図を描いています。
お箸は左、料理で包丁を握るのも、左手です。
私は完全な左なので、母が器用に見えてしょうがないです。
母は左利きの私に、当然ながら敢えて右手の教育はしませんでした。
右手で何かをしろ、というのがどれだけ苦痛かを十分理解しているので、私は左利きだからといって、家で苦労したことはないのです。
ただ、母方の祖母は、会うとチクチク「字くらい右手で書いてほしいね」と言ってきていたのを今でもはっきり覚えています。
随分イヤな思いをしたものです。
次は!
右利きになろうとした小学生の時
です!
左利きと脳の役割
左利きになる原因
家族と私の左利き日記
- 父方の家族と私
- 母方の家族と私
- 右利きになろうとした小学生の時
- 右利きとの差に気づいていき…
- 留学時代の出来事
- 叔父の苦悩
- 私の左利き度
- 私の子供は絶対に左利き!?
- 左利きの習性
- やはり左利きは不便
- 右利き社会でのストレス
- 適度に右利き社会に順応
- 何となくちやほやされる・・・
- 左利きサークル!?