ビートたけしと脳科学
ビートたけしさんが、1994年のバイク事故で、九死に一生を得たことは、広く知られています。
これは、ずっとそのあとで、「たけしの誰でもピカソ」に韓流スター、イ・ビョンホン氏がゲスト出演した時に聞いた話ですが、たけし映画ファンであるビョンホンさんは、たけしさんに交通事故についての質問をしていました。
その中で、「バイク事故のあと、何か変わりましたか?」というような内容の質問をされていましたが、それに対し、「今まで興味がなかったことに急に興味を持つようになった。だから、絵を描き始めた」と答えていたのを覚えています。
それは、頭を強く打ったことに理由があるのでは?というお話でした。
たけしさんは右利きで、左脳をよく使っていたのだと思いますが、交通事故により、右脳が大きな衝撃を受けました。
そのことで、右脳が急激に活性化され、芸術的思考が開花したのではないかと推測されます。
勿論、この推論に対し、たけしさんが100パーセント「イエス」と答えるかどうかはわかりませんが、脳に対して想像以上の刺激が加わることで、今まで使われていなかった脳の部分が活性化した、ということは、大いにあり得ることでしょう。
これを日常生活に置き換えると、左脳を使う人が右脳を頻繁に刺激するようにすれば、利き手まで変わらないにしても、物事の見方が変わって、別の才能が開花するきっかけが作れるかもしれない、と思います。
次は!
日本人と右利き社会
です!
左利きと脳の役割
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