やはり左利きは不便
左利きでずっと生きていると、誰もが「この世は右利き用にできているな」と思うものです。
私も例外ではなく、しょっちゅう心の中で「やっぱ、世の中は右利きに有利なんだな」と呟いています。
銀行のATMでカードを入れる時も、スロットは右にあります。
タッチパネルも右、私は左手をクロスさせて、右の位置にあるタッチパネルを押しています。
自動改札を通る時も、PASMOを左手に持って、右側にタッチします。
私たちの生活は、このように、右にあるものをわざわざ左手でやろうとすることが多いのです。
あとイヤだと思うのは、字を書く時です。
字は左から右に左利きの人が書くと、手が書いた文字をこすっていくので、手が汚れ、字もしみがついたように汚れます。
私は意識して手を浮かせて書くこともあるのですが、気を緩めると、ノートが汚れていることがあります。
エレベーターのボタンも、右についていますよね。
この無理が、体のバランスに影響することがあります。
慣れない右手での作業を強いられたら、間違いなく腕と肩を壊します。
右手だと、力加減がわからないので、力んでしまうのです。
右利きと同じようにするだけで、体への負担がかかり、そのことがストレスにもなります。
私はいつも「ああ、私は左利き」と感じながら過ごすことはないのですが、右利きの人にはない、利き手に対するこだわりとコンプレックスがどこかにあることは、事実です。
次は!
右利き社会でのストレス
です!
左利きと脳の役割
左利きになる原因
家族と私の左利き日記
- 父方の家族と私
- 母方の家族と私
- 右利きになろうとした小学生の時
- 右利きとの差に気づいていき…
- 留学時代の出来事
- 叔父の苦悩
- 私の左利き度
- 私の子供は絶対に左利き!?
- 左利きの習性
- やはり左利きは不便
- 右利き社会でのストレス
- 適度に右利き社会に順応
- 何となくちやほやされる・・・
- 左利きサークル!?