左利き差別２

私は、家庭に左利きの人間が多かったお陰で理解され、左利きだからといって特に不自由することなく生活してきました。

今では自分の左手は個性だと思っているし、左利きでいられてつくづく幸せだと思います。

しかし、左利きに対して特別な偏見を持つ人は、残念ながら現在でも少数ではありますが、存在するようです。

私には信じられないことでした。

昨今において、ある方のブログが炎上したことがあったそうです。

TVプロデューサーの横澤彪氏の、議論を呼んだ発言がありました。
（URL：http://www.j-cast.com/tv/2007/06/27008769.html）

この中で、横澤氏は、タレントの国分太一君が左利きであることに言及し、「左手はケツを拭く手だ。使うな」という主旨の発言をしています。

当然、この差別的な発言は議論の的となり、その後横澤氏は弁明の文を書き足しています。

しかし、どんな理由であれ、差別発言と取られることには変わりありません。

左利きを右に矯正しようとするその主な理由は、世の中が右利きに便利にできているから、ということです。

また、宗教や文化、慣習的なもので、右利きに矯正する場合が考えられます。

いずれにしても、左利きの人たちが、堂々と利き手を使い続けることで、不愉快に思う人がいることは、非常に残念に思います。

次は！

左利き差別 ２