「左」を含む言葉
日本語では「左」を含む「左遷」という言葉は、「追放」の意味を含むマイナスの意思を表す言葉です。
また、「右肩上がり」という言葉はあっても、「左肩上がり」という言葉はありません。
このように、左を含む語彙は、大抵マイナスの意味をもたらしますが、これもまた、日本だけではなく、世界中の言葉で共通して見られる傾向です。
そもそも英語で「Right」とは「右」という意味もありますが、それ以外にも、「権利」を意味する言葉であり、また形容詞では「正しい」という意味を持ちます。
そして「右=権利」となっているのは英語に限ったことではなく、フランス語、ドイツ語、ロシア語までも「右」を意味する言葉は、「権利」という言葉としても使われているのです。
「左」の語彙に話を戻しましょう。
「左」を含む言葉は、ほぼ間違いなく何らかのマイナスの意味を含み、ロシア語では英語の「Lefter(左利きの人)」という言葉をゲイの人を軽視するときに使います。
諸外国では「左」を含むことわざや言い伝えは、必ずといっていいほど、いい意味を持っていません。
「左手の誓い」は、「守られることのない誓い」を意味しますし、「左足から起きる」は、「悪い夢のあとで目が覚めた」ことを意味します。
かつての中国では、左を尊ぶこともあったそうですが、現代まで残っている言葉の殆どが、左軽視の傾向にあります。
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