右利き社会でのストレス

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右利き社会でのストレス

右利き社会に対してのストレスは、左利きである限り、絶対にゼロにはなりません。

順応しようにも限界があるものです。

例えば、小学校の家庭科の授業で裁縫を教わった時、先生が教える縫い方を、うまく左手で再現することができませんでした。

先生がやっていることを頭の中でうまく左にコピーできず、更にミシンも右利き用にできているため、私は家庭科で裁縫だけはいつも居残りして仕上げる羽目になっていました。

今でも、裁縫は好きでも下手です。

あと、私はテーブルマナーが本当に苦手で、いつも無理やり周りの人に理解してもらっています。

例えばナイフとフォークを使う時、料理を左手で切り、その後ナイフとフォークを入れ替え、左手にフォークを持ち直して食べるのです。

これは流石に何とかしたいと思いましたが、無理でした。

ですから、「私は左利きだから許して」と言わんばかりに、堂々とそれで通してきたのです。

幸い、それで咎める人はいませんでした。

むしろ「左利きって大変だね」と毎回同情されています。

私は完全な左利きなので、どんなに柔軟性をもって右利き社会で生きていても、限度があります。

ですから、ストレスから永遠に逃れられないのですが、だからといって、世の中が左利き社会になるわけでもないので、これはこのまま、ストレスと共存していくしかないのだと思います。

次は! 指の矢印 適度に右利き社会に順応 です!

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