右脳と左脳

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右脳と左脳

一般的に、右利きの人は左脳をよく使い、左利きの人は右脳をよく使うとされています。

これは、右手が左脳、左手が右脳に神経が繋がっているからです。

では、左脳と右脳にはどのような違いがあるのでしょうか?

左脳は、主に言語に関する処理の機能を司ります。

読み書き、文法など、言語全般に関わるスキルの処理を左脳でするわけです。

一方、右脳は、非言語的処理の機能が集まっています。

画像処理、方向・時間感覚、音楽感覚などが該当します。

左脳と右脳の優劣はつけがたいものですが、一般的には幼少期は右脳が優勢で、その後、左脳が挽回し、最終的には左脳が右脳より優勢になるといわれています。

これは、幼少期は画像処理能力、音楽、方向感覚などを存分に使う、直感的生活が大半ですが、学校に入り、更に社会に参加するようになると、大切なのは、社会性や秩序になる、ということが関係しています。

一定の集団に属して使う脳は、言語感覚を受け持つ左脳です。

言葉、コミュニケーションの力を養うことが大切になります。

ですから、後天的に、左脳優位な生活になるというわけです。

このことが、世の中には右利きの人が多い、という、一つの理由付けとなっています。

言い換えれば、私たちは社会生活を通じて、左脳を鍛えていくといえるのです。

社会生活での最重要ポイントが言語という説が正しければ、それ故、右利きが多くなる、という仮説も成り立つのでしょう。

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